加速的に記事が増えているが、何個かピックアップ記事を紹介したい。
まず、少し外れるが、AIへの言及もある
ツイッターでも田口先生とも華々しく(?)論争していた堀田先生のノート。
新しい時代の量子力学らしい(この辺は全く当方不知)。
情報理論になるようだが、文系の小坂井先生の幻想論系のものにも近い感じもする。
AIの話も少しちりばめられている。
「しかしこれからの時代に量子コンピュータなどのマクロな量子制御系が実現されれば、その時間発展やハミルトニアン、ラグランジアンは人間が自由にデザインできるようになります。それに伴って、短い離散的時間毎に自分の好きな保存則を実現するような時間発展を構成することも可能になるわけです。つまり実在を保証する保存則も、人類は自由にデザインできる時代になると期待されます。もし将来の量子コンピュータが意識を獲得するAIになるならば、今のAIと同じように、その量子AIが経験を通じて機械学習的に新しい実在概念を獲得していくはずです。AIにとっての実在概念は、人間がデザインしたその保存則によって構築されるのです。その保存則を通じて、人間の感覚とは異なる、AIにとっての実在概念をAI自らが構築し、AIはそれを利用していくはずです。」
とさらっと凄まじいことが記述されている。
ある意味「AIは神の領域に…」と騒いでいる人たちのいっている意味がわかるような解説だ。
最後は小坂井先生系の方向の話になりそうだが…
ちなみにAmazonの現代思想で小坂井先生の本が1位で少し驚いた。
↓1時期 現代思想 カテゴリーでAmazon1位に
なお、小坂井先生というと下記が有名だ。ある意味虚構シリーズといえる。
ちなみに、堀田先生のノートには何故かミスター円の話が出てくるが、お金に実態がないことはお馴染み。
今更マルクスではないがお金には物神性があると、そのようにしていたわけで
「マルクスは商品の価値を、物に付着した物神、つまり、一種の霊的な力だと考えた。貨幣や資本はそれが発展したものである。その意味で、資本主義経済は宗教的な世界である。宗教を小バカにしているような人たちが、この物神を心から信じているのだ。」
と上の記事は言い当て妙だ。
ある意味概念である以上、お金は破壊不能=する種神ともいえるかと。
全体参考としてこちらが良いと思われる↓
さて、ある種大幅脱線だったので、もう少し一般記事を
まず、AI禁止系の記事
これはなかなか深刻。
確かに見抜く方法はないし…子ども向けコンクールにAI使用禁止は…
やはりAI生成の認証制度は必要ではないだろうか?
次
何とゲーム実況にも影響しているそうだ。
「ポイントはトレーニングに使用されたデータの権利処理」
「公開されたメールによると、ValveはAIによって生成された全てのアートアセットを禁止しているわけではない。つまりAdobe Fireflyのようにモデルのトレーニングに使われたデータの権利が明確になっているものであれば認められるようだ。 生成AIがトレーニングに使用するデータの権利処理については判例も少なく未だ不透明な状態だが、このまま急速な進歩が続けば数年後にはAIが描いたものと人間が描いたものを見分けることが技術的に不可能になるかもしれない。プラットフォーム側もしばらくの間はこのような試行錯誤が続く見通しだ」
とのこと。やはり認証制度や、トレーニングデータのクリーンを保証する仕組みは必要と思うのだけど。
次
Garbage In, Garbage Out(ガービッジ・イン、ガービッジ・アウト/ガベージ・イン、ガベージ・アウト)だろうか。
詳しくは下記 ウィキ
やはりデーターのクリーン化は必要だと思う。
これらの個人的考察は過去記事に大量に投下しているが、再度。
要するにAI専用の中間団体を作って、そこでの一元管理の提案だ
トレーニングデータは許諾をとれたものの、許諾への対価支払いもあり。
これでトレーニングデータ提供者も困らない。
AI開発者もクリーン化されたデータだけで学習ができるので安心。
AI使用者は二次著作物として、著作権が発生するので、これの行使で侵害にも対応可能。
こんな感じのが良いと思うのだがどうだろうか
これだとEUの最近の学習データにいてオプトアウトできるところ共整合がつく
その他参照いただければ↓
関連PPTはこちらでも公開
こちらでもまとまって公表
詳細は過去記事へ
以上
結構たまっている・・・
他に最近のニュースも何個か紹介
パブリシティ権がらみの問題もやはり
当然こういう動きも
AIコスプレーヤーは当然こういう話も
研究目的でのリツイートも少し危ないかも(?)
AI&著作権(多少隣接的なパブリシティ権も含めて)だけでもかなり議論が多くできますね。