メルマガ登録しました またAI生成について

 ある方にご教示いただき下記を知った

 

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 面白い論考で、全体をみても面白そうだったので、まずメルマガ登録を行った。

 

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 ワイヤレスワイヤーニュース、不勉強で恐れ入るが、今回初めて知ったところ。

 こういうところだそうだ

 

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 移行的混乱脱却となかなか面白いことを書いています。

 メルマガはちら

 

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 さて、少しAIにつて

 

penginsengen.hatenablog.com

 前回こちらを書いているが、少し続きで。

  恐らく前回記事のような『今後「中立公正な意見」としてのChatGPTという考え方が登場』について、いよいよ「AIの回答によると…という」、そういう一部のディスピア系SFになるようなことが現実化しそだと思う。

 

 以前も紹介したように、責任までAIに押しつけて…というものもあり得るだろう。

 


 昔、星新一のショート・ショートでだが、印象の残っているものがある為紹介しよう。

 記憶を便りに再現すると、こういうものだったと思う。


 ・スーパーコンピューター(今でいうAI)が人間にはよく分らない指令をするのだが(カバを保護する法令を徹底させて、「おカバ」様と敬うようにする)、いやいやながら(当時の表現ではスーパーコンピュータ)AIがいうから、とりあえずしたがってカバの徹底保護をする。


 ・人間は馬鹿馬鹿しいと思いながらしたがってゆくのだが、しばらくすると未知のウィルスにより、ブタやニワトリなど絶滅して食べるものがなくなる。

 

 ・しかし、サイはウィルスに耐性があり、なんともありません。


 ・ここでスーパーコンピュータに「どうしましょうか?」と問う人間に、スーパーコンピューターはサイを美味しく食べるレシピを示します。
 この後、この未曾有の危機をスーパーコンピュータは持てる資源をフル活用して何とか人間に乗り切らせることに成功します。

 ・ところが、この対応でスーパーコンピュータにも小さな狂いが生じていました。

 ・危機が終わった後、スーパーコンピュータは次の指示をだします「人間は四足歩行すること」


 ・しかし、スーパーコンピュータが少し狂っていることに人間は誰も気がつかず、また未来の何かのためだろうと、だれも疑問にも思わずにスーパーコンピューターの指示通りに動く…

 ・確かこんなはお話だったと記憶している(細かいところは少し違うかも)。

 書いていて不安でしたので確かこんな名称だったはずと思って調べると、確かこちらだったはずです。

 「おカバさま」(未来いそっぷ収録) 星新一著/新潮文庫

 AI+ウィルスで京都新聞にも論考がありました。やはりという感じです。
 https://note.com/kyotoshimbun/n/ndcc7d4bb87cf
 記憶とも合致するので、おそらくこの作品。
 
 大昔(星新一は中学生の特に図書館で読んでいたはず…なので勿論書籍そのものは手元になくあやふや)に読んだものだが、なんとなく思い出した。

 星新一のショート・ショートほどでは無いですが、少し心配にもなる。

 一度、AI判断が正しいとなるとみなAIのいうとおりと一気になびくかもしれない。

 だが…


 こう考えると星新一もまだまだ新しいといえる気がする。

 

 その一方で、AIがいわない変わった意見について、恐らくChatGPTではかえってこない、答えというものも流行ると考えている。

 このご時世、陰謀論などが勢いづきそうで、「ごく一部のだけが知っている秘密の情報」「AIが教えない真実」というそういうものも流行りそうな気がしている。
 きっと「AIは○○(三極委員会でも、外交評議会でも、ある意味正しいビックテックでも、国際ユダヤでも、国際金融でも、国際投資かでも、ロスチャイルドでも、オックフィーラーでも、秘密結社でも、フォリーメイソンでもインフェニティでも、名前を出してはいけない○○でも、あるいは新しい何かAI組織でも、何だったらスパゲッティモンスターでも何でもいいでしょ。いくらでも一部の真実はあるのでそれを紛れさせながらそれっぽいものを作る事ができる)の支配下にあり・・・・」云々というテンプレ陰謀論が出てきそうと思う。

 

 

 陰謀論はともかく、AIを頼れば頼るほど、異なる意見が大事になるが、逆張りも増えるかと考えられる。AIでは出せない意見等等…恐らくそんな書籍等が出てくるだろう。

 「AIからは聞けないこと」等

 しかしながら、逆張りが多くなるとよりいっそう情報圏を攪乱しそうだなと思う。

 

 →結果、AIが吐き出すことが一応様々な意見の中で中立的、様々なものを取込んだキメラ的だが、とりあえずの概要としては信用できるという話に落ち着く、というそういうことでますますAI依存が高くなりそうである。


 そこからさらに多様な意見をというとそれもそれで難しいだろうし、玉石混じった中でいかに受け手側も取込んでゆくか…

 情報についてまた考えることが増えたといえる。

 そういう意味ではやや役割を失いつつもある、日本国内の学会やオールドメディア、一部は不要だと言い張る人もいますが、大学などは重要な知のリソースというより、様々な意見を載せて、ある程度質を担保するプラットフォームになるかもしれない。


 などと考えている。

 

 なお、この辺↓はじめ大分前から何度も書いているが

penginsengen.hatenablog.com

 


 ・著作権法30条の4について私は、30条の4はAI開発には良いといえばそうですが、補償問題や、そもそもデータ取り込みの感情的問題を置き去りにしていますので、何らかの補償制度・保証制度や、あらかじめAI学習可否を元のデータ作成者がコントロールできる仕組みが必要と考えている。
 すでにニュース等ででているように、取込まれた側の方から反発も多く、ここをしっかりしないと、結局AIの開発にも悪影響と考えられる。
 
 元々著作者人格権がそうであるが著作物を自身の延長と捉える方向性もあり、個人的には財産権中心に考えたいが、そうもいえない部分もあるだろう。

 

 この辺、著作権では無いが下記も大変参考になると思う。

 

 なかなか人間難しい…

 

 なお、財産法としてだけみた場合は、下記の加賀山茂「著作権法革命」
-著作者第一主義から著作利用者第一主義へのパラダイム転換-

 が参考になるだろう。

 これもこれで面白い考察と思われる。

http://cyberlawschool.jp/kagayama/RevolutionOfCopyrightLaw.pdf