AIによる展示説明・・・ 環境展・地球温暖化防止展に行ってきました!

 昨日から日報ビジネスさんが主催になって環境展及び地球温暖化防止展が開催されております。
 本日行って参りました。

www.n-expo.jp


 やはりAI(AI配車サービスや、データ追跡、解析。後ドローンと組み合わせた画像解析、検知関係では、ゴミの分別等々多種多様でした)、スマートグリッド系は多くありますが、一風変わったものがありました。写真をと思います。

 ※展示主様に写真とSNSアップの許可を得ております。

 尚、SNSアップの話までしていた人ということで身バレしかねないですが、展示主様等、(元々バレ気味ですが)あくまでも個人ブログですので、個人特定は避けていただければ助かります。

写真


 SNSアップ許可も頂きながら写真撮ってきましたが、ChatGPTに説明をさせてそれをパネルにして展示している企業がありました。
 SNS許可を得ながらお話をいただきましたが、大凡以下の内容でした。

 ①(前提条件部分なので)同じ説明を何度もするのもなんだし、

 ②何より日本の悪いところだが、企業が説明すると手前味噌、セールストークとして受け取られる。

 ③そこで、ChatGPTで聞いてみたら良い回答がきた。

 ④勿論、これぐらいはいくらでも説明もできるが、ChatGPTはビックデータからつなぎ合わせて、回答を作っているはず。その為、第三者的にみても「こうだ」といえるようになる。なので、それをパネルにして展示してみた。

 云々という立ち話になりました。
 なかなか面白いインタビューになりました。企業だけで無く、よく言われる行政もChatGPTに説明させた方が信用されるかもしれませんね。なかなか、自身だと信用が無く、第三者…特に日本だとChatGPTに聞いてみたらこういう回答でした!という方が信用されやすいのかもしれません。

 

 ChatGPTだと、説明している人のセールストークかどうについて、確かに自分でも同じような質問をしてChatGPTの説明を確認できます。

 もっともプロンプトの問題など、企業に都合のよい説明になるように調整している可能性はありますが・・・。

 しかし、それ以上に考えなくてはならないのは、ネット等からAIが学習できる情報が歪むと、あるいはこれを考えて企業などに歪むように(操作)されるとそれはそれで怖い気がする。「ほらChatGPTでもこう言うでしょ」となるように情報をいろいろ流しておくというものです。

 

 検索エンジンでいうSEO対策みたいな。ChatGPTに悪口言われないための工作等が活発化するかもしれません。話題になった官公庁や新聞社によるウィキの修正ではないですが、ChatGPT監視室的なものもあり得そうです。

 

 以前いつも参加している勉強会で、ある方がChatGPTに回答もらっていたら「なるほど」という回答が来た。しかしよく読み直してみると(自分が作ったようなお話もあった気がしますが)自社HP等に書いてある内容だった…という話が聞きました。

 PR的なもの(?HP内容)をChatGPTに吐き出させることで、何か客観的にもその説明が正しいという使い方ができてしまいそうだと思ったところ。

 これはいろいろと考えないといけないかもしれませんね。

 

 出展者曰く、他の人はもっとやっていると思ったのですが、ほとんど見掛けなくて意外とのこと。

 

 
 要するに、「セールスマンが説明するよりChatGPTが説明した方が良い(信用してもらえる)ということで、今回はChatGPTへ質問とその回答をパネルにして展示しておいた」という企業がいましたということだ。

 

 予測はされていましたし、じきに前回あげたAIコスプレーヤーでは無いですが、企業のイメージキャラクターとAI+音声もつけて、こういう展示会も、ほぼAI対応(不具合時や、まだどうしても不安定なときもあるので)それのバックアップで人。後はどうしても肩書きの力はありますので、社長とか部長とかの名刺を持った人が一人二人いる、そんな感じで…という展示会が増えるかもしれない。勿論逆張り人海戦術とるところも出てくるとは思いますが。
 面白い、現実にそういう展示が見つかったので、参考でした。

 なお、ブース全景的なもの(企業名もちゃんと挙げておいた方が良いと思うので、全体を…少なくともChatGPTを用いた展示会対応は、先駆的な一社かもしれないので、そのアイディアと行動力は賞賛すべきかと)

 

ブース写真

 

 
 ブース前面には、新聞記事(著作権処理はしているようですね)的なものとChatGPT回答という客観的、第三者の内容を入れて、自社の説得力を得ることのできるように配置。後ろに自社のPRを配置という、なかなか考えた配置です。

 

 もしかすると、今後は↑に書いたものは未来過ぎるとしても、ChatGPTの解説と自社PRを交互におくような展示や、自社PR資料のバックボーンなどをChatGPTに語らせると補足が近くにあるというのは一般化するかもしれません。

 (嘘だと思うなら、ご自宅でChatGPTに聞いてください、大体同じ回答になるはずです=そもそも実際そこで確認する人はごく少数のはずだし、プロンプト操作あっても全く違う回答にはならないはず)

 例:ChatGPT:○○に関しては△という課題があるとされている
   自社PR資料:業界初△を解決できる××システム
   業界記事等:□□社が××というシステムをリリース、(△に関連するデータ)◎で○%の効果を発揮するという。

 こんなのを並べて、業界初、今までの課題解決ができる!というのをPRする等という手法が出てくるかも。

 

 なかなか、展示会も興味深かったのですが、この使い方が、想定されていたとはいえ、こう出てくるとなかなかという、興味深いためピックアップでした。

 

 

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