よく日本には戦略がないという人がいる。
しかし、無いのはドクトリンの方ではないだろうか?
そもそもグランドストラテージ(大戦略)、ストラテージ(戦略)、ドクトリン、タクスティカル(戦術)とみて、日本語になっていないのはドクトリンだけ…翻訳できていないというのは、その概念がなんともといえるのだろう。一応教義とそれらしい翻訳もあるが、ドクトリンはドクトリンとしか言い様がないとも言われる。
となると戦略を戦術につなげるドクトリンがないのが日本で、スローガン化した戦略と個別の戦術はあるが、戦略を元に教義というか、行うことの方向付けというというか・・・やはりドクトリンがないために、戦術との関係がチグハグで、見た感じ戦略がないように見えると。しかし、本当にないのはドクトリンではないのだろうか。