ところで延々と政治方面が騒がしい。
裏金問題…すでに
「政治資金規正法などの改正は、泥棒に刑法を改正させるようなものだ。政治家が、自身の首を絞めるような大胆な改正に着手することは考えられない。」
といわれてしまう始末。
「しかも今年は、政党助成法を含む政治改革関連法が成立してから30年の節目に当たる。」
という中どうなるのか。普通であれば①政権交代↓
ある意味民主主義のダイナミズムだ。民主主義はつねに他の選択肢があり、こういう場合は穏便に政権交代が導かれ国そのものの動揺は少ないといえる。革命騒ぎになる独裁制などとは異なるといえるだろう(アセモグルと合せて、この辺は良い参考となるだろう)。
だが、恐らくそれはなく、疑似的な自民党内での政権交代も(???)である。もしかしたら岸田さんがずるずる行くかもしれない。
もう一つは②岸田さんが生き残りをかけて、大改革。口先だけではなく、本当にクリーンな政治のための法律改正(またはいっそのことよくわからない公職選挙法の大改正を行ってわかりやすく、民主政治にお金はかかるのだから、それはそれで認めて制度化するなどという方向もうあり得る)に舵を切る。というところでそれを期待する記事もあるが・・・
どうもやはり歯切れが悪い・・・
やはりコレ↓だろう。特に直接選挙ではなく議員からの票を集める必要性のある、日本ではなおさらそうなるのだろう。
☆2019年までEUの委員長だったジャン=クロード・ユンケルはこう発言したことがある。「何をすべきか政治家はわかってるんだ。すべきことをしたら再選できないこともね」
より引用
他のversionでは
では、「私たちは何をすべきか知っている。ただし、それを実行した後で、再選される方法を知らないだけだ」としている。
個人的には後者の翻訳の方が良くみるが…
いずれにせよ岸田総理アクセル全開で行くべきということはわかるのだろうが、それをすると、再選できないことがわかっていると…そういう状況だろう。
難しいところ。
結局野党も野党なので、何というか奇妙な状況でそのままになっているという…
果たして③となるウルトラCは出るか
(結局自民党内で首のすげ替えだけというそういう可能性も高そうだが…)