ソシャゲには課金するのに人生には課金しない???

 ある意味ソシャゲは人生の縮図。

 基本ガチャだし、財力があれば課金して状況をある程度ひっくり返せる。

 ただし、ある程度のスキル…いやものによってはかなりスキルの方が重要なものもある。

 TSUM TSUMとか・・・いくら課金力あってもでも、スキルには勝てない。

 (ツム消去いつまでも上達しない…うーん下手だねオレは)。

 

 資金力だけではなく、当人のスキルも重要なのは人生に似ているだろう。

 

 とはいえはじめからお金持ちが有利なのはどちらも変わらない。自身のスキルが低くとも、プレイ回数を多くできることや、能力を上げるものや、使用キャラに課金しまくって強くすればそれなりにはいける。人生も同じ、お金持ちだとできることが増えるし、結果自身の才能も伸ばしやすい。良い教育環境という意味でも重要だろう。

 

 出生ガチャは、お金の面と能力の面どちらにもかかってくる。

 

 残念ながら人生の方はリセマラも不可能でそういう面ではなかなか酷だ。

 人によっては、少ない資金と割り当てられたスキル(初期キャラというべきか)が低いまま人生という無理ゲーのプレイを強要される。

 これはなかなかキツい。自身の努力だけでこの不利を逆転するのはなかなか難しい。

 

 ソシャゲはまあ、無料だからやる人もいるだろうし課金なしの無課金プレイもある意味分る。「無課金おじさん」が話題だが、そういう方面を賞賛する向きもある。まあ、彼は変にゴテゴテつけるよりもあのスタイルの方がやりやすかったんだろうが…(オリンピックなんだから可能な限りの装備を装着す方が理にはかなっていると思うが…下手な装備はかえって腕を狂わせるというということなのだろう…実は資金難で…や資金は全て装備ではなく、練習に必要な方面に投入していたとかかもしれないが・・・)

 

 だが、人生は一度きりだし無課金プレイが奨励されるものではないと思う。

 しかし、時たま、ソシャゲには課金するが人の人生にはあまり課金しない人もいるようだ。勿論両方課金している人も多くいるだろうが。

 課金が望ましくないようにも捉えられるようだ。

https://www.jil.go.jp/kokunai/blt/backnumber/2016/11/030-031.pdf

 例えば、学歴ロンダリングとも批判がある社会人学生だが↑資料のように日本ではかなり低い。かねがねいわれていることではあるが、こういう課金はあまりしないようであるが、費用対効果からすると(しょうも無いといって何だが)「サロン」や自己啓発イベントにでまくるよりも高いが、あまり課金されないようだ。

 手っ取り早くスキル&クラスをアップできて良い課金のはずだが(まあ、それのこうかが日本では低いというのも課金されない理由だろうが)。

 サロンや自己啓発系イベントと等もどうなのだろうか?単発課金では効果はそれほどでは無いだろう。

 スキルを簡単にあげてくれる魔道書では無いが、書籍系の売り上げも低迷しており(一部のメガヒットはあるが)、出版業界も低迷、効果の高い高レベル魔道書では無くて高レベル書籍(=専門書)も低迷中でかつては翻訳大国であった我が国において翻訳されない書籍も多くなった。かつての日本を支えた一部は間違いなく、徹底した技術書等の翻訳だったということ↓ が、今は…という辺りも、その辺への課金者が少ないことがよめるだろう。

 

 勿論無課金プレイはそれはそれで良いだろう。

 が…人生の方は一度限りだ。

 果たして、課金を少なめにして良いのだろうか?

 リターン多めの使用キャラ強化系(=自身のスキルアップ系)課金は大いにしておいた方が良いだろう。まあ、それは服や食べるものもそうかもしれないし、ツール類もそうだろう。良いツールを使いこなしたほうが生産性も上がるだろう。今ならAIとか。

 購入して少しプレイするだけで、劇的に良くなるものもある。

 

 たまに人生にも課金しよう。そうするとプレイ環境が変わるから…。