たまにNHKネタでも 新プロジェクトX

 良い記事だった

 

news.yahoo.co.jp

 非常に多角的論考がなされており、好感。

 一ついえば、ドキュメンタリーとして放送するから問題で、フィクションとは言わずとも歴史小説の一種程度にすべきだろう。

 

 そもそもベタベタだが…↓

 結局歴史は現代の問題意識を過去投影されて記述されるというところがある。

 そういう意味で、NHKの行いは、記事にもあるように現代への問題意識を元にというものではなく、完全にエンタメとして、過去を取り扱っているに過ぎない。

 ノスタルジーモードともいえる。

 早くも再放送ばかりというのは、まさにノスタルジーモードそのものだろう。

 新しいものを作ることができずひたすら過去の焼き直しばかり…

 これも極度の自由と失敗はできないという自主管理により過剰に保守化する。

 絵に描いたノスタルジーモードそのもので、この手のものを簡単に説明しようというときには使いやすい例となった。

 最も皮肉なのが、それをしているのが公共放送という、最も市場原理から外れているはずの存在が…というところだが。

 

 この辺の参考は↓の数冊で十分か

 

 

 音楽評論の方だが↓

 

 テレビ番組も、完全にノスタルジーモードなのだろう。

 

 結局循環的にぐるぐる同じようなネタを繰り返すばかり。今に始まったことではないのかもしれないが…(水戸黄門等々、勿論あれはあれで徹底しているのが良いのだが)公共放送という比較的安定した基盤でそれを繰り返して特定層の視聴率稼ぎ、関連商品で収益を上げるのはいかがかと…

 

 結局ループでそこから外に出ることはない。マーケティング的には良いかと思うがそれは公共放送の役目なのか?

 人間の興味関心的にひとっ飛びに全くの未知領域に飛んで行くことは少ない。徐々にずらしながら、領域を増やして行くほかないので、ループばかりでは知的関心領域は広がらないはずで、そこの視聴者に対して、少しづつずらしてゆく事は公共放送の役目かと思われる。

 

 やはり、分離案(片方は完全に国営化して国会中継や災害情報等ある意味全く面白くないが、必要な情報のみを最低限の予算で発信する。もう片方はエンタメで民営化、今のような強制徴収ではなく、任意加入のケーブルテレビ的なものへ)をすべきでは無いだろうか?

 

 現在宙ぶらりんの状況が望ましくなく、エンタメはエンタメで民間に任せて、民間では不能などうしても必要な情報発信機能は国でで良い気がする。

 +国会とかもエンタメの民営化NHKがしたら面白くなるかもしれない。演出の仕方が変わるだろうし、いいかどうかはともかく、アベマ的な感じのものも作ることが出来るようになるだろう。

 面白くもなんともないが必要な元データは国営の方でしっかりとっているので、それはそれで大事だし参照もできる…そういう意味からも分離した方が良いと思うのだけど・・・

 

 ※大部時間経過したが、過去記事も張っておく…

 

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