1920年の記録を塗り替えたので、100年ぶりの大スクープだ!
やったねNHK
・・・
等といっている場合ではない。
公共放送はギネスを狙うのが仕事か?
公共団体でもギネス狙いで町おこし(?)を度々行うので、公共のあり方とは何だろうかという、そいう観点はある。
が、それ以前にこれは狙ったとは言いがたい、たまたまというところもあると思われるので、そういう議論は的外れだ。
問題は、NHKが潤沢の取材費を使ってその上でたまたま希少な映像が取得できた一方、研究する人間に費用が無くてしっかりした調査ができない事だ。
研究費不足の問題は深刻だ。
NHKやるね!というのはそうだが、そういう問題以前に、そもそも研究を主とする人間にちゃんと資金が行き渡り、NHKがこのような新発見をせずとも、様々なことの解明が先にされていることが重要。
必ずしもこういうことは喜ばしいとも言いがたい・・・
まあ、前の論文も100年前なので、どれくらいトビウオが飛翔するかというのは重要では無かったのかもしれないが・・・(とはいえ飛翔メカニズム解明は意義があるだろうし、応用もあると思うのだが)・・・。