いい記事だった マスゴミ問題

「弱者の味方」のはずの記者が、遺族を裏切って開き直る…マスコミが「マスゴミ」と呼ばれ続ける根本原因 (msn.com)

 タイトル釣りなところもあるが、お馴染み記者クラブの問題を鋭く指摘するもの。

 

 ただし、マスゴミといわれる所以からはやや外れている。

 

 むしろ、原則的には自分たちの特権意識の方が問題だろう

 

 NHK撮影班、尾瀬の木道「10分通行止め」が物議 環境省「利用者に迷惑」...広報は「声受け止める」: J-CAST ニュース【全文表示】

 

 こういうのがマスゴミといわれ所以で、ある種の特権意識、自分たちの都合優先(あと、安い番組制作会社への支払いもあるかも)等々である。

 

 記者クラブで下請け化、サラリーマン化している一方、何かの特権意識、大手意識があり、また本当の下請けは酷使する。そういう中だからマスゴミ化はとまらないのだろう。

 勿論激務やコスト問題、斜陽業界化していることも付随する。

 

 その辺は絡めてあればよりよかったと思う。

 

 加えて古典ながら、下記のような視点からの考察もあって良かっただろう。

 

 事実は自分たちが作っているという、特権意識、下請けに過ぎないながら、報道してやっているというそういう意識など。

 

 メディア論は重厚なものがあるので、その辺を取込むとなおベストだった。

 

 とはいえ、かなり良い記事だと思う。