またまた、現代新書メーカーを使用
で、今回作成は↓
「人生必敗マニュアル」
よくある必勝マニュアルでは無く、「必敗」する方法が書かれた本だ。
失敗学的にも、こういう本は良いと思うのだがね~。
序章 「なぜ必敗マニュアル」が必要か
第一章「必勝マニュアルを鵜呑みにすることこそ必敗のもと」
第二章「勝利至上主義という敗北主義」
第三章「勝利すらも敗北を意味する」
終章 「本当の敗北とは?」
みたいな章立てで。
序章の内容は端的になぜ必勝ではなく必敗か、それは勝つことは様々な偶然の要素があるが、必敗する理由は明確だから、それ故参考になりやすいというその辺を書く。
第一章は、自己啓発本や必勝マニュアルがなぜダメか。むしろこれら通りにすることこそ必敗ということを書く。
当たり前だが戦略あるいは単なる希少性の問題といっても良いが皆が同じことをしても勝てない。そいう意味でマニュアル本通りにしたところでその他大勢のフォロワーになることしかできず=必敗だ。
さらにはN=1の事例を元に、自分の経験を語るもの、一種の宗教的なもの、様々な要因を無視して単純化したもの等々も多い。
そしてかなりの母数があるようなもの、さらには学術的なバックボーンがあっても、それはある種の平均であり、「貴方」に絶対に有効であるかは不明である。大凡平均には回帰してゆくものだが、現在の「貴方」が外れ値または外れ値へ向かっているところであれば、必ずしもこれらは有効ではない。
結局万人の必勝マニュアル等というものは存在しない。逆説的だが、その為に一種の自己啓発本関係も数多く読んでケースバイケースで使えるものを取捨選択も必要だろう。
それなしに、人生必勝マニュアルをそのまま人生のマニュアル本として戦うのならば、それは必ず破れることとなるだろう。
己を知り、敵を知ることが重要。これが無いものは必ず敗れる…と。
こんなな感じで後は各章のタイトル通りで・・・
そんな本あったら面白いと思うのだがね?