ここ数日はすごかったね~
まずはこちら↓
これから後々まで語られるIT事件になること間違いなし
考察や様々なものが出てくるだろう。
いずれにしても難しい問題。システムを二重系統にするのが確実だろうが、それはコストがかかりすぎる。
IT系の教科書に載ること間違いなしの事件は今後どうなるか…
まあ、会社のPC大丈夫かなと少し不安。丁度金曜日は出張で数日不在。明日会社で確認する他ないのだが、会社規模ではかなりトラブル起きているようなので、最悪手動で例の削除処理をしないといけないので面倒。こういうときに僻地にいる部隊はつらいですわ~
(最悪、秋田回りの他の人のPCも直してゆかなくてはならない自体もあり得る…何しろ自分を除くと平均年齢60代…PC全くわからないという人だらけなので…秋田をなめてもらっては困る。平均で60越えのところなんてざらと聞くので、こういうときはかなりきつい県の一つだろう。冬でなくて良かった)。
しかし、そんな秋田でもほっこりネタも↓
特に少子高齢化が激しく、日本一番の田舎といえる上小阿仁村の保健センターでは燕(イワツバメかも)がすくすくと育っています。役所も写真のような張り紙を出すほど。
もはや・・・いやこれ以上は書くまい・・・な地域では心温まる光景。
知事の暴言ばかりじゃないぞ!
という話から、また時事ネタに
黒人奴隷などと物騒なキーワードがトレンドになっているが、一部界隈では「歴史戦」などという(個人的には反対)Wordと共に大問題になっている。
国際的なゲームでの問題から、日本史の歴史修正、黒人奴隷に繋がるという話だ。
やはり、歴史というのは今の問題なのだろう↓
(参考)
散々歴史物や小説で歴史を題材(という名のオモチャ)にしてきた日本が、この手のもので言い出すのはあまり筋は良くないと思うがね。
過激意見になるし、グローバルでやらないと意味が薄いが、もう「故人の名誉、遺族との問題等々」を理由に、純粋な学術的研究以外(これが難しかったりもするが)歴史題材ものはNGとかした方が良いのではないだろうか?軍事研究参画NGを学術会議なども出しているから不可能ではないだろう。
大河ドラマとかでもモチーフはわかりやすくするにしても「これはフィクションです」をしっかりだして、少し名前をかえるとか(&ちゃんと勉強していない人はこれですぐバレるし。わかる人は元ネタがすぐわかるとかでいいと思う)。
尾田長信(おたながのぶ)、徳革保家(とくかわやすいえ)、豊天義秀(とよてんよしひで)とか地方大名も伊達宗政(いだちむねまさ)とか、そんな感じに微妙に名前変えるのがお作法という感じにすれば良いだろう。三国志なんかも朝雲支流(ちょううんしりゅう)とか、少しかえてけど元ネタはすぐわかるようにするとか…
そうするだけで大部良くなるし、実際モチーフ(丸わかりだけど)のネットゲームはそれなりに流行っている。
あくまでもフィクションは、フィクションとして分離は必要だろう。「まぜこぜ」だから問題が起きる。ある程度歴史題材にオモチャにして面白いゲーム作るのはOK(ただお作法は守ってね)という方が自由で良いゲームもできるだろうし、ゲームから関心を持つ人もいるわけだから良いだろう。実際モチーフにしている関係のゲームでもそういうことは起きているようだし。
その上で、「歴史戦」等といってイデオロギー的攻撃はよろしくない。もといいただの創作だし、その背後の問題を言い出すのは別方面で良いだろう。
そういうことをやり出す方が心証が極めて悪くなるだけで、学術的争いなら、しっかり政治から隔離して、淡々とそちらでするべきだろう。
政治的、イデオロギー的側面丸出しで、攻撃し出すのは敵を作っても味方を作らないし、国益にも反する。というかそういう行為の方が国のイメージを悪くする。
(実際実績もあるしね↓)
ある意味、歴史戦を主張する方面も懸念点は適当だろうが、自分たちで政治的土俵に載せているのはよろしくない。また、時代と共に価値観は変わるし、どうもこの面々は逆に(元の作品もそもそもの方面もそうだったが)日本で黒人頑張ってすげー!路線が国際的に強くなるとコロッと変わりそうだ。
→時代的にグローバルにはアフリカン等は奴隷として酷使されていたところ、ごく少数だが日本では侍としての地位を与えられ、一定程度人として、現地民(日本人)と対等に扱われることもあった。云々と、日本は、高い戦闘力を評価する実力主義で、人種差別は比較的乏しかったという評価が与えられれば逆に「そうだそうだ!」と言いそう。
そもそも九州の方でかなり少数ながら、奴隷貿易はあったたらしい?という話まで攻撃されそうだし、当時そもそも奴隷的なもの自体が当然にあった(身売りは日本でも明治期まで観測されているし)。その中でも話をいろいろほじくり返しても資料も限界があるし、実証レベルで完全なものは出てこないだろう。
だから与太話で、幻の奴隷外国人部隊が日本にあったことにされる話が出てきてしまうのだろうが…まあ、そいうフィクションも少なくとも十分考えられるだろう。
陰謀論的、都合が悪いので存在を消されたのだ、という主張はどんな案件でも可能だから、証拠がないという話とは平行線。ほとんどこの手のものはそうしかならない。
だから、政治的に結びつけられないようにする必要性がある。
かえって執拗に攻撃して、自分たちで政治と結びつけ出すと、疑われるし、都合が悪いから消されたという相手方の主張に説得力を持たせてしまう。
そういうフィクションもありますよね~程度にしておくべきだろう。
ハッキリ言ってほとんど歴史的些末といえることは現代人に関係が無いというと大げさだが、信長の小姓レベルネタはそこまで大げさにするのも問題。
また、どこぞの大日本帝国脳になるが↓名目だけかもしれないとはいえ、人種的多様性を誇るのが大日本帝国。
ある種故安倍元首相が大日本帝国の復活を臨んでいると言われながら、国際的にはリベラルより、移民政策(完全に所謂リベラルより)の推進や外交でTPP(国際貿易の推進、リベラルより)クワッド(よく見ると1942年の大東亜戦争時の絶対防衛ライン?的な感じで同盟と防衛ラインを形成しているが、基本はリベラル的なもの)なことしていたのも、大日本帝国の継承(そもそも岸A級戦犯のイデオロギーをそのまま引き継いだ)と考えるとわかりやすい。
まあ、安倍さんについてはこちらが的確だが↓
要するに黒人侍がいたことはイデオロギー的には歴史戦を仕掛けるべきと言う右派?と旧大日本帝国派=(右派?)で見解が変わりかねない。
奴隷責任を日本に…というが、侍待遇を受けることができるならば、むしろ奴隷では無かった明確な証拠になるし、存在は確かなので、そこはむしろ差別はなかったし、奴隷ではないという主張になるだろう。後者的にも日本の帝国制を示すものとされたはずだ。
また、日本人の奴隷問題は昔から言われているけど、今回もあげている方もいたようだ↓
日本における黒人奴隷問題が注目されているようなので、何冊か本を読み返してみました。私としては寧ろヨーロッパ人による日本人奴隷貿易に注目して欲しいと思います。… pic.twitter.com/2tu7mBLhjt
— カンボジア太郎 (@Cambodiataro) 2024年7月21日
結局「どう描きたいか」その辺に依存する。で、そういう利用は方法はやめたら?という話で、個別ネタ云々より、全てで、歴史の政治利用はやめましょう、という話をすれば良い話。これが直近になると賠償問題が関わってくるからそうもいかないだろうが、400年も前の話だ。今更賠償問題も無いだろうし、これに限らず、この手のアイデンティティ問題をやり出しても不毛だ。
後お馴染みの幻想シリーズも↓
ヨーロッパでも大変になっているが↓あたりはかなり参考に
結局この手の神学論争しても仕方が無いというか、国民国家形成時にかなり無理してそれらしく民族の起源とかを特定していったかたちでできているわけで、これらは神話、むしろ幻想と呼んだ方が良いものだ。
その辺も踏まえながら、考えると今回の問題を歴史戦?として戦う意義がかなりアレだろう。
いつもながら「我らに正義はアリ!」叫ぶ側は大抵問題あり。
そもそも何を歴史戦などと息巻いて戦うというのだろうか?
結局…これ以上は書くまい。
一つだけは、日本の良いところは自由主義&元は比較的寛容で(それが行き過ぎてもいるのだが)ある程度何でもあり、というところは強みですらある。
この手のことで、それらの萎縮が起きないとよいと思う。
なお、件の論者がかなり杜撰であることは論を待たないが、「アレは小説」で良いのでは無いだろうか?
元に戻るが、そこの分離がちゃんとできてないのが大問題だろう。
なお、その手のトンデモ、歴史を題材にした与太話はいくらで書けてしまうので、規制や都度攻撃と言うより、基本的ルールでそういう小説と学術研究は分けるべきだと思う。単なる小説やゲームで好き勝手にフィクションで使う分はおとがめなし。名前ちょっと変えてね!ぐらいで。名前変えるのも現実との混同防止と、故人への配慮、遺族への配慮、という辺りなら国際的にも認められるだろうし、名前にそこまでこだわりはないだろう。
一方、学術的なものならまず学術の世界で進めるようなそういうルール形成が重要だろう。