来年から人生イージーモードになる・・・そんな妄想を抱きたくなる時期だが…勿論そんなことはなだろう。
だが、人間脆いもの…きっと来年は!と思ってしまう。
だからこそ優しい星占いは今も人気だ。
失敗した者、成功への執念を燃やさなかった全て者にとって、星占いは一つの慰めだ。星の配置が悪かったから、運勢が悪いから、運気が向いていないからまだことは起こさない…
そしてまた来年は、きっと良いことがある・・・
そう思いながら人生を終えてゆくのだろう。もとのシオラン通り、そういう意味で死は一個の報償であるといえる。
まあ、そんなことはともかく、いつもの優しい石井ゆかり氏の占い本はどうだろうか?
決して、人生イージーモードに切り替わることは無いものの、何か希望が見えるかもしれない。
勿論、その「希望」こそが厄介なのだが…