教科書シリーズだと、有斐閣アルマとかが有名だけど
ミネルバ書房さんの
"やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ "
https://www.minervashobo.co.jp/search/s2152.html
というのをきっかけがあって手に取った・・・
こないだの三連休で1冊読んだが、「見開き2ページで1テーマ、著者一人のミニ論考、論考ごとのクロスあり」というもので、非常に重厚(書いてあることはどうしてもやや表面的になるが、参考文献含めて各テーマ非常にヘビーで、入り口として非常によいと思った)だった。
これはすごいと、シリーズ検索したところ、かなりの量が出てる事が判明
↑検索によると (全164件)と出てくる
全部同じような構成であるかは不明だが、これ全部読んだら相当博識になるだろーなーと…。出版している出版社さんもすごい。40名弱の会社なので、皆さん相当博識になっているのではと思う。校正と考えるとさすがに読んでいるだろうし・・・。
有斐閣アルマもすごいが、こちらもアルマとは違う意味で、キーワードごと解説というか、非常に大人数で書いているのでテキストとしての統一感はどうかというのはあるだろうが、アカディミーで論じられていることの紹介としては非常によいシリーズだと思う。
すべて読んだらものすごい博識になれるだろうに・・・
まあ、それが大学のはずなんだが・・・実際はテキストもそこそこ程度(最近は違うのかもしれないが)、適当にすぐ忘れる知識を詰め込んで単位とって終わりだからなぁ・・・。
その分、社会人学習をするかというと・・・少なくとも日本人はあまり勉強しないというデータが・・・
勿論、博識=ビジネスができるわけでは無いものの(頭でっかちという批判も)、これでは衰退途上国化が進むのもやむなし。
幸いまだ質の有るテキストの出版は多いので、何とか買い支えたいところ。
最近翻訳も徐々に下火になっているときくが(評価にならないという根本的理由もあり)、そのうち本当に日本では勉強そのものができないというそんな状況になりかねないので、何とかなって欲しいところだ。